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無試験エスカレータ教育

同志社香里に入学すると

かなり高確率で同志社大学まで

入試無しでで進学することができる。




この点は実は社会の方々が懸念するポイントでもある




というのも入試が無いということは

勉強をしなければならないという

強制的理由が無い、

ということなので受験勉強が学力の基礎を

築くとお考えの方々は

では子供が勉強しなくなる

と感じるようである。




そんなの嘘っぱちの妄想である、と私は実経験に基づき宣言する。

偏差値を追う受験勉強は人を賢くするどころか

人を愚かにし、自発的に発展、進歩する能力を

子供たちから奪い去る悪要素である。




学校を卒業され社会に生きられている方の

多くはすでにお気づきであろうが、

やらされる勉強と

自発的な学びの欲求をもとする勉強とでは

その本質的な効率と効果は何十倍も違ってくる。






やらされる勉強とは

「次の試験には中世ヨーロッパについて出題されそうなので

教科書の内容をを暗記したり復習したりしていい点をとろう。」

こんな勉強のこと。




自発的な学びの欲求を基礎とする勉強とは

「好きな小説を読んでいたら中世ヨーロッパやルネッサンスが

題材として語られていた。一体この時代何が起こり

人々はどんなことを考えていたのかもっと知りたい 。よし教科書で調べてみよう。」

こんな勉強のことである。




前者では受けたくも無い試験を

理由にしぶしぶ読みたくも無い教科書を開き

苦痛の暗記の作業を行わなければならない

苦行である。

学ぶ理由はそれが出題されそうでいい点をとるためである。

しかし学ぶ必要があるのは教科書に書かれている内容

だけでその先について知る理由も必要も無い。




対して後者において歴史の教科書は、

好きな小説をより深く理解するための

興味深い本であり知りたいことが書かれている

貴重な資料である。




それを読むのに苦労も無いし、

内容は暗記などせずとも記憶に残る。

さらにその内容だけでは満足できず

その時代の文化、芸術や音楽

なども知りたくりさらなる研究をする

動機も生まれるだろう




また中世ヨーロッパを理解するためには

ヨーロッパの地理についても知りたくなるだろう。

話されている言語のことも知りたくなるだろう。




このようにして後者の勉強方では

暗記やつまらない作業無しに

自発的に知識を発展させていく力がつく。




実社会ではこの知識と勉強方のみが

本質的に実となる知識であろう。




これについても例を挙げよう。




私が同志社香里高校を卒業し、

エスカレータ教育の恩寵で入試無しで

同志社大学に入学したあとに体験したことである。




同志社大学といえば関西の名門私立大学で

入試をして入ってくる生徒たちは

一般的な日本の教育システムにおいては

エリートで通ってきた学生たちである。




彼らの多くは一日の大半をやらされる勉強に

費やし中学・高校の学生生活を送ってきた。




彼らにとって勉強とは理由無しに

せねばならないものである。




そんな彼らと同じ教室で講義を受け

発見したことがある。




彼らは驚くほど時間と労力を無駄にするということである。




どういうことかというと

彼らは講義の最中ひっきりなしにノートをとる。

講義中は講義を聴いたり理解するのは二の次で

必死にノートを取るのである。




その後家に帰って復習する。

テストに出るところを暗記する。

テストが終わるとそんな知識は忘れ去る。




こんなことを繰り返す。




同志社香里教育を受けた者の多くは

勉強の本質を見出している。




同志社香里教育を受け本質を見出した者は

こんな風に勉強する



講義の最中にノートなどとっている暇は無い。

講師の話を聞き、興味がもてるポイントを探る。

その知識がなぜ必要なのか理由を考えながら

重点をおきポイントだけのメモを取る。

講師に質問を投げかけ自分自信を講義に

参加させ、自分の理解度を確認する。

興味のあることはさらに深く質問する。

予習・復習ましてや暗記など全く必要がない。





外から受験して入ってきた生徒はその教科の試験のため10時間勉強する。



同志社香里教育の本質を見出した生徒たちはテスト前の30分間重点ポイントの

メモを見て頭の中で講義の内容の地図を描く。




試験の結果はたいてい後者の方が優れているのである。




社会に出て私が一流企業に入社した後も

同じようなことが起こった。




一般のやらされる勉強をこなしてきたエリートたちは

知識や考えを発展させる力が無い。




そんな中で同志社香里教育のような入試無し教育を経た

エリートたちは抜きん出ることができる。




会社でできる人というのはそういう人だったと思う。



最も年功序列の社会構造においては

そんな人たちでも上へ上がるのは難しいことではある。




以上が同志社香里入試無し教育のメリットである。

入試を取り除くことでやらされる勉強を取り除き

自発的学びの意欲を養う仕組みが同志社香里にはある。




今回私が語らんとすることは以上である。




中高一貫教育で縦社会を乗り越える力を養う。

入試無し教育で学びの本質を養い発展し続ける力をつける。




校祖新島襄は当時の日本社会システムから逸脱しアメリカへ渡り

物事の本質を見極め、その上に立った。




社会の仕組みに従属するのではなく

それを乗り越え上に立つ。

同志社香里の教育にはその根本的概念があると私は考える。


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